新潟県燕市の「地域の人事部@燕」は、12月9日(火)午後6時から7時半まで燕三条地場産業振興センター・リサーチコアでコクヨ株式会社の社内専門研究機関「ワークスタイル研究所」の山下正太郎所長を講師に未来の人材採用・獲得セミナー「ツールベルト世代の創出〜若手現場技術者の獲得チャンス到来か!?〜」を開く。
山下所長の講演のあと、山下所長と燕市建設業協同組合の丸山光博理事長、新潟県央工業高校同窓会の松縄嘉彦会長をパネリスト、燕市で若者と地元企業をつなぐつばめいとの山後春信代表理事をファシリテーターにパネルディスカッションを行う。
米国をはじめ各地で、大学へ進学せずにブルーカラーの仕事に就く選択がZ世代のひとつのトレンドとして広がりつつある。工具を収めたベルトを身に付けて働く姿から「ツールベルト世代(Toolbelt Generation)」とも呼ばれ、従来の進路観に対する再考の兆しとして注目を集めている。
人手不足が深刻化するなかで、建設・輸送・設備・エネルギーなどの職種はAIや自動化の影響を受けにくい。技能を武器にキャリアを築くことができ、Z世代が早期に自立し、 社会に実践的に貢献できる時代に合った働き方だととらえられる。
米国では学費高騰が過剰なリスクとなり、学歴神話が崩壊。大学進学だけが正解ではなく、職業訓練校や見習い制度が再評価され、米国全体で職業訓練プログラムの入学者が前年比で大幅に増加している。
Tesla CEO イーロン・マスクは「大学で学ぶ内容はオンラインで無料で学べる」と述べ、学位よりも実践力 を優先する姿勢を示しています。Apple CEO ティム・クックは「米国における新規採用者の約半数は大卒ではない」と明かし、大学教育と現場ニーズとのずれを指摘している。
手で作り、目に見える形で社会とつながり、自分の力で暮らしていくリアルな労働の実感こそが、Z世代にとっての自由であり、誇りかもしれない。ツールベルト世代は単なるブルーカラー志向の若者ではなく、企業のあり方や教育の構造を変え、誰もが自分の働き方を誇れる社会をつくるための、静かで力強い起点となる。
このセミナーは、技能職の価値が再評価されるなかで、とくにブルーカラーの人手不足に悩む地元のものづくり企業が若手人材の獲得をするための新しい労働観と人材採用のヒントを得る貴重な機会となりそうだ。
参加無料で定員180人、先着順で締め切る。申し込みはオンラインフォーム「【12月9日セミナー申し込み】ツールベルト世代の創出- 若手現場技術者の獲得チャンス到来か!?」。問い合わせは地域の人事部@燕(TEL: 0256-64-8850)。