新潟県三条市の滝沢亮市長は14日、定例記者会見を開いて6項目を発表した。物価高騰対策として国の重点支援地方交付金などを活用した支援策の一部を専決処分で先行実施する。子育て世帯と生活困窮世帯への直接支援を年度内に速やかに行うとした。


子育て世帯向けには「物価高対応子育て応援手当」として、児童手当を受給する保護者を対象に、対象児童1人当たり2万円を支給する。原則、申請不要の「プッシュ型」で、1月30日までに順に支給する。公務員世帯や10月以降出生児など一部は申請が必要になる。
また、住民税非課税世帯や生活保護世帯など約7,500世帯を対象に、既存の灯油購入費助成金(5千円)に加え、食料品購入費助成金としてさらに5千円を上乗せし、1世帯当たり計1万円を助成する。支給は3月末までを予定している。
滝沢亮市長は「物価高の影響を強く受ける家庭にまず手を差し伸べたい。水道料金基本料の減免や給食費支援、事業者支援など、その他の施策も新年度予算案と合わせて示す」と述べた。なお、お米券の配布については「市民ニーズや事務コストを踏まえ見送る」とした。

1月31日から2月28日まで図書館等複合施設「まちやま」で、体験型イベント「五感で楽しむ戦国時代」を開催する。
特集展示「中世の扉を開く」では、日本やヨーロッパ中世の書籍や写真パネル、関連物品を展示。2月14日には南蛮由来の料理を再現する料理体験、21日には香木をかぎ、古銭などに触れるブックトーク、28日にはNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の時代考証を担当する日本中世史研究者・柴裕之さんによる講演「羽柴秀長の生涯と実像」を行う。
申し込みが必要な企画は20日から受け付けを開始する。

先端技術を活用した関係人口創出の一環として、三条市、神奈川県横須賀市、島根県江津市の3市が連携し、1月31日午後9時から、VRChat上で「ご当地カレー巡礼」イベントを開催する。
三条市の「バーチャルSANJO」、横須賀市の「DOBUITA&MIKASA WORLD」、江津市の「石見神楽『大蛇』」の各ワールドを巡るミニツアー形式で、各市の文化や観光、カレー文化を紹介する。メタバース空間ならではの没入感で地域の魅力を体験できる試みとなる。

来年度の三条市職員採用試験では、新卒向け前期試験で一般事務、福祉、土木、保健師、消防の5職種、計22人ていどを募集する。3月上旬に受け付けを開始し、6月上旬に最終合格を発表する早期日程とするほか、過去3年以内の内定辞退者を対象とした1・2次試験免除制度も継続する。
中途採用では、民間・公務キャリアに加え、一級建築士を対象とした建築キャリア枠を新設し、多様な人材確保を図る。

諸橋轍次博士奨学金の給付型「海外留学奨学金」について、対象年齢の上限をこれまでの満25歳から満30歳に引き上げる。給付額は200万円で、2月2日から27日まで募集する。滝沢市長は「社会人経験を経て留学を志す人にも門戸を広げたい」と狙いを語った。

2月14、15日の1泊2日で、国立妙高青少年自然の家を会場に、三条市子ども会連合会と共催でウィンターキャンプを開催する。雪原でのかまくら作りや雪像作り、キャンドルセレモニーなどを通じ、子どもたちの自立心と協調性を育む。定員は24人で、参加費は1万円。申し込みは1月25日まで。