新潟県三条市の老舗工具メーカー(株)マルト長谷川工作所(長谷川直哉代表取締役社長) が、創業100年以上の企業を表彰する「第7回100年企業顕彰」で最高位に位置づけられる経済産業大臣賞(地域共栄部門)を受賞した。全国から選ばれた38社の受賞企業のなかでも、とくに優れた取り組みを行う企業に贈られる賞で、燕三条地域のものづくり企業として全国的な評価を受けた。

「100年企業顕彰」は、100年以上にわたり事業を継続し、地域社会や産業の発展に貢献してきた企業を顕彰する制度で、100年経営の会が主催する。
受賞企業はまず「優良100年企業」として認定され、そのなかから経営の持続性や社会的貢献度などが特に高い企業に経済産業大臣賞や中小企業庁長官賞など上位賞が授与される。
マルト長谷川工作所は、戦前から受け継がれてきた鍛冶の技術を基盤に、ニッパーやペンチなどの作業工具を製造、販売。地域に根ざした事業活動を続ける一方、海外市場への展開にも取り組み、世界に向けて燕三条の技術力を発信してきた。
不況期を含め長年にわたり事業を継続してきた経営姿勢や、地域産業と共に歩んできた取り組みが評価され、今回の地域共栄部門での受賞につながった。
1月30日に東京都内で贈賞式行われ、長谷川社長が出席。同社は「今回の受賞を励みに、今後もものづくりを通じて地域社会と産業の発展に貢献していきたい」とコメントしている。