新潟県燕市の金属加工メーカー(株)創明工芸(渋木恒利代表取締役社長)は8日(日)、無印良品燕店(燕市東太田)で、着物再生事業「engimono(縁起物)」の1日限定ポップアップショップ「リメイク用着物生地実演即売会」を開く。たんすに眠っていた着物をほどき、洗い、整えたリメイク用生地約500点を並べ、次の持ち主へつなぐ取り組みを紹介する。

「着物は、ほどくと布になる」。創明工芸が掲げるのは、日本の暮らしに根付いてきた“やさしい循環”。古い着物を解体し、新たな布として生まれ変わらせる工程は、いずれも人の手でていねいに行われる。
会場では、福祉事業所の利用者らによる“着物解き”を実演する。布がほどける音や糸の感触を間近で感じることができ、来場者の体験も用意する。
同社は、捨てずに生かすこと、人の手でできることを大切にすること、文化を未来へつなぐことを、日々の暮らしの延長線上にある価値と位置付ける。無印良品燕店での出店は、そうした考え方を身近に伝える場とするねらいだ。
ポップアップは2月8日のみ開催。「気軽に立ち寄り、あなたの手にふれた1枚の布が、また新しい物語をはじめるかもしれません」と来場を呼びかけている。問い合わせは創明工芸(0256-64-8611)。