4月12日(日)に新潟県燕市分水地区で行われる第81回分水おいらん道中のおいらん役が、松沢歩香(まつざわ あゆか)さん(24)=新潟市秋葉区・会社員=、金原葉奈(かねはら はな)さん(24)=燕市・歯科衛生士=、須田真由加(すだ まゆか)さん(29)=燕市・会社員=の3人に決まった。

一般社団法人燕市観光協会つばめ桜まつり実行委員会(藤田進委員長)の主催で毎年開かれている名物行事。3人のおいらん役が行列を従えて大河津分水桜並木と地蔵堂本町通りを練り歩く。
おいらん役は毎年、公募している。ことしは昨年の57人を下回ったものの遠くは神奈川県から45人の応募があった。1次審査の書類選考した18人を大賞に21日、分水総合体育館で2次審査を行った。
3人の辞退、欠席があって15人が参加。4人の辞退があって17人が参加。つばめ桜まつり実行委員会や関係者で審査し、3人のおいらん役を決めた。
実行委員長の藤田燕市観光協会会長は、「ぜひ最後まで頑張っていただきたい」と3人にエールを送った。燕市観光協会は旅行業のライセンスもあり、「おいらん道中から燕三条の産業観光にも一生懸命に取り組み、こういうイベントを旅行ツアーに組み込んでいきたい」と燕観光の広がりに期待した。

おいらん役に決まった3人は、松沢さんはおいらんの「凛とした立ち姿」や人をひきつける所作に魅了されて応募。「体力には自信があるので、力強く歩きたい」と決意を述べた。
金原さんは小学生の時においらん道中で舞妓役を務めた経験が応募のきっかけ。「当日は笑顔で、桜並木の下を堂々と務めたい」と語った。
須田さんは大河津分水など地域資源への愛着から「このまちの魅力を伝えたい」と応募。「最後まで責任をもって役目を果たしたい」と力を込めた。
おいらん独特の外八文字の歩き方などの練習は、3月7日、19日、4月4日の3回行う。初回に桜太夫、信濃太夫、分水太夫の配役を決める。
また、JR東日本は分水駅の桜並木で夜桜を楽しむ「越乃Shu*Kura」を使った臨時列車を4月7日(火)と8日(水)の2日間、運行する。毎年恒例でことしは燕市合併20周年記念を冠して行い、おいらん役が3人とも参加して乗客を歓迎し、おいらん道中をPRする予定だ。