任期満了に伴う三条市議選(4月12日告示、19日投開票、定数22)で3期目を目指す現職の岡本康佑氏(42)=清風会=の事務所開きが28日行われた。岡本氏は「夢と希望をもてる三条を、もう一段、前へ進める」と力強く決意を語った。

岡本氏は2020年11月の市議選補選に初出馬し、無投票で初当選。前回22年4月の任期満了に伴う市議選で2,725票を獲得し、2位で当選している。今回はスローガンに「三条市改良宣言!」を掲げ、無所属で3選を目指す。
西本成寺1に開設した事務所で行われた事務所開きには、50人近くが参集した。竹内誠後援会長は、「この5年半で掲げた公約はほぼ達成。これだけ実現してきた市議はそう多くない」と実績を強調。「前回は2位当選。今回はトップ当選を目指す」と支援拡大を呼びかけた。
来賓で滝沢亮三条市長は、岡本氏の6年間を振り返り「子育てと教育を軸にぶれない政治姿勢が最大の強み」と評価。とりわけ、4月に開設される児童発達支援センターの制度設計に向け、県外まで足を運び研究を重ねた行動力を挙げ、「仕組みをつくる政治を実践してきた」と語った。

杉井旬県議は、「選挙はこれからやる話ばかりが注目されがちだが、本来はこれまで何をやってきたか”が問われるべきだ」と指摘。子ども医療費助成の拡充や人工芝整備などの実績を挙げ、「胸を張って応援できる候補」と支援した。
岡本氏は5年半を振り返り、「働く世代や子育て世帯の負担軽減を訴えてきた」と強調。子ども医療費助成の拡充やインフルエンザワクチン助成など、近隣市と比較しながら改善を求めてきた経緯を説明した。
一方で、「人口減少や財政難を理由に、どこかあきらめムードがあるのではないか」と問題提起。2023年4月から他市で進む入院費無償化などを例に挙げ、「三条でも取り入れるべき施策はまだある」と意欲を示した。

財政面にも言及した。経常収支比率が100%を超える予算構造にふれた。「新しい政策を打ち出す余力が乏しい」と指摘。解決策として、公共施設再配置計画の見直しを提案した。
嵐南公民館や市民プールなど老朽施設の在り方を含め、「40代の責任世代として決断し、ランニングコストを削減して新規事業の財源を生み出す」と訴えた。
さらに、燕市や加茂市など県央地域との広域連携を強化する考えも表明。総合グラウンドなど一部事務組合の在り方を見直し、「生活圏に合った効率的な行政運営を目指す」とした。療育センターや公共交通、公園整備などへの展開を視野に入れる。

座右の銘は「質実剛健」。「飾ることは得意ではないが、まっすぐに三条を変えていく」と時折、目を潤ませ声を詰まらせて訴えた。
最後に応援演説で発達障害や医療的ケア児の保護者団体「およぐペンギン」の竹石幸織代表が「小さな声に耳を傾け、市に届けてくれたのが岡本市議」と強調。「三条は少しずつ変わっている。それを止めないでほしい」と訴え、竹石さんの音頭でガンバローコールを行って締めくくった。