バイク店が昼だけ「麺店」に 加茂市の土田商会が「麺.spot.土田」をオープン 地元野菜とスパイスの「焼麺」とつけ麺で新たな地域発信拠点に (2026.3.4)

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つけ麺と焼麺(やきめん)を提供するバイクカフェが1日、新潟県加茂市の創業約100年になるバイク店の中にオープンした。創業約100年になるバイクの販売・修理の「土田商会」(土田信子社長・幸町1)。「食とバイクを通して、加茂を面白いまちだと思ってもらえたらうれしい」と「麺.spot.土田(めんスポットつちだ)」を1日、オープンした。

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「麺.spot土田(」

4代目の土田一畿さん(39)が企画した。店舗の事務所部分を改装。看板メニューはつけ麺(800円〜)と焼麺(1,100円)だ。焼麺は検索すると同じ名前の料理がヒットするが、土田さんがオリジナルで開発。背脂とスパイスが融合した独創的な料理だ。

となりの田上町で人気店「山cafe一歩」を営む友人のオーナーに監修を依頼、。「地元の野菜を大切にする」という哲学を受け継ぎ、地産地消にこだわった。

背脂とスパイスのソースが香る焼麺
背脂とスパイスのソースが香る焼麺

熱々の鉄板で提供され、客の目の前で特製ソースをかける。ソースをかけた瞬間に立ち上る香ばしいにおいと「ジューッ」という音が食欲をそそる。

野菜をベースに数種類のスパイスを調合したオリジナルソースに、背脂のうま味が加わり、複雑で深みのあるエスニックな味わいを生み出す。

メニュー
メニュー

この濃厚な味に負けないよう、麺は製麺所に特注した力強い太麺を使用。鉄板で焦げてカリッとした食感も食欲が進む。「うちでしか食べられないものを作りたい」と土田さんは唯一無二の一杯に自信を見せる。ドリンクは自家製のクラフトコーラとクラフトジンジャーエール(各600円)を用意した。

加茂川に面した加茂川橋左岸たもとに100年ほど前に自転車店として創業。その後、バイクの販売、修理を手がけるようになった。

バイクを眺めながら食事できる
バイクを眺めながら食事できる

近年は若者のバイク離れなどで市場環境が変化している。土田さんは「バイク店だけでは接点がない人も多い。店の存在を知ってもらう新しい入り口が必要だと感じていた」と話す。

もともと料理が好きで、仲間と食事を作る機会も多かった。「人が集まる場所をつくるなら食がいいのでは」と考え、飲食店の構想を温めていた。

土田商会の外観
土田商会の外観

店名の「spot」には、人が集まる場所という意味を込めた。土田さんは「ここをきっかけに加茂のまちを知ってもらえたらうれしい。食を楽しんだあとにまちを歩いたり、ほかの店にも寄ってもらえれば」と話す。

店内にはあまり目にする機会のないカスタムバイクも並ぶ。写真撮影などで気軽にふれることもできる。

事務所を改装して
事務所を改装して

「食とバイクを通じて、人が集まり、加茂がもっとおもしろいまちだと感じてもらえる場所にしたい」。

平日は午前11時から午後2時まで、週末は午後3時までの昼営業。今後は季節の野菜や山菜を取り入れたメニュー開発や、地域のイベントへの出店も視野に入れている。問い合わせは土田商会(0256-52-0489)。

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