新潟県田上町に春の訪れを告げる「たがみうめまつり」が15日に開幕する。会場は田上町梅林公園と道の駅たがみ。4月5日までの期間中、ウメの花を楽しめるだけでなく、梅酒や梅干し、梅をテーマにした商品の販売など、田上町ならではの“梅づくし”の催しが繰り広げられる。
田上町には約2,000本のウメがあり、県内有数のウメの産地で知られる。梅林公園とその周辺の梅団地では、白梅や紅梅、枝垂れ梅のほか、町特産の梅干しに使われる「越の梅」も咲き、あたり一面が春色に包まれる。
ウメの開花にあわせた「たがみうめまつり」は毎年恒例。初日15日は、午後1時半から道の駅たがみで「うめまつり開園式」を開く。
梅酒の鏡開きで華やかに幕を開け、来場者とともに春の始まりを祝う。あわせて、小柳菓子店特製の「うめまんじゅう」を先着順でプレゼントする。
会期中、道の駅たがみでは「たがみ梅百貨」を展開。全国から選りすぐった梅酒を集めた「梅酒クラフト」、各地の梅干しを味わえる「全国梅干し食べ比べ」、梅をテーマにした商品をそろえる「梅百貨店」など、梅の魅力を食でも買い物でも楽しめる。
田上町特産の「越の梅」は、皮が薄く種が小さいため果肉が多いのが特長。色づきがよく、梅干しや梅酒などの加工に適しており、町を代表する特産品として親しまれている。6月ごろには町内の直売所などでも購入できる。

また、期間中は週末に梅林公園付近、学習センター、やさしい道の駅たがみ、田上町役場周辺を結ぶ無料シャトルバスを運行する。
運行日は3月20日(金・祝)、21日(土)、22日(日)、28日(土)、29日(日)の5日間、午前10時から午後4時まで運行する。梅林公園付近には駐車場がなく、シャトルバスの利用を呼びかけている。

湯田上温泉の各旅館では、女将手作りの梅酒も用意して来訪者を迎える。花を楽しみ、梅の味覚に触れ、温泉にも立ち寄れる、田上ならではの春の観光シーズンが始まる。
ことしは2月の気温が高かっためか例年より開花が早く、すでに開花している。早ければ今週末にも見ごろを迎えそうだ。
また、開幕前日の14日(土)午前9時半から11時半まで梅林公園で行う清掃ボランティアの参加者も募集している。定員50人でボランティア保険加入のため事前申込制。
集合場所は田上中学校武道場前で、汚れてもいい服装、軍手、そのほか清掃用具のある人は持参する。ごみ袋は主催者側で用意する。いずれも問い合わせは主催の田上町観光協会(田上町産業振興課内、0256-57-6225)。