燕市と米シェボイガン市の姉妹都市提携30周年祝う 記念式典で友好の歩み確認 (2026.3.25)

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新潟県燕市と米国ウィスコンシン州・シェボイガン市の姉妹都市提携30周年を祝う記念式典が24日、燕三条地場産業振興センター内のイタリアンレストラン「燕三条 bit」で開かれた。両市の関係者が30年の歩みを振り返り、今後のさらなる交流の発展を誓った。

佐野市長からソレンソン市長に彫金の記念プレートをプレゼント
佐野市長からソレンソン市長に彫金の記念プレートをプレゼント

シェボイガン市の代表団はライアン・ソレンソン市長はじめ7人

シェボイガン市からはライアン・ソレンソン市長をはじめ市長国際委員会のメンバーら7人が来燕し、23日から26日までの4日間の日程で市内視察や文化体験などを行っている。

燕市とシェボイガン市は1996年に旧燕市時代に姉妹都市提携を結び、学生の受け入れ・派遣を中心に交流を進めてきた。2013年には学生交流事業が一時中止となったが、2021年にライアン・ソレンソン市長の市長就任以降、オンライン懇談やグリーティングカード交換などで交流を再開した。

2024年には13年ぶりに親善大使をシェボイガン市へ派遣し、2025年も継続するなど、再び交流機運が高まっている。今回の代表団の来燕は、ことし1月11日に迎えた提携30周年を機に実現した。

英語であいさつする佐野市長
英語であいさつする佐野市長

式典で燕市側は昨年、一昨年にシェボイガン市へ派遣された燕中等教育学校の生徒9人を含め関係者ら30人ほどが出席した。

佐野市長「市民の国際理解が深まり、国際感覚が磨かれることを」

代表団からプレゼントされたウィスコンシン州が本拠地のアメフトチーム「グリーンペイ・パッカーズ」のユニホームにキャップをかぶった佐野大輔市長。あいさつで、両市は長年、学生交流をはじめ、グリーティングカードの交換やオンラインによるミーティングなどを通じて交流を重ね、言葉や文化の壁を越え、絆を深め、友情を育んできたと振り返った。

「シェボイガン市との交流事業を通じて、市民の国際理解が深まり、国際感覚が磨かれることを切に希望するとともに、これからも両市の繁栄のために、よりいっそう交流を深化させていきたい」と願った。

佐野市長のあいさつを聞く代表団
佐野市長のあいさつを聞く代表団

ソレンソン市長「これからもさらにすばらしい友情を築いていけると確信」

ソレンソン市長は、「燕市を訪れるのも日本に来るのも初めて。両市がともに築いてきた大きな節目を祝うために来ることができ、大変光栄」と燕市の歓迎に感謝した。

「30年間にわたって姉妹都市関係を続けてこられたのは、多くの人たちの献身的な努力があったからだ」と強調。「私たちの両市には地域をさらに前へ進める若い市長がおり、国際的なパートナーシップをより強めていく意欲をもっている。これからもさらにすばらしい友情を築いていけると確信している」と今後に期待した。

また、「米国では姉妹都市をもてる都市は多くない。シェボイガン市は日本の都市である燕市とパートナーシップを築いていることを誇りに思う」と語り、「日米の同盟関係は世界でも最も強いもののひとつ。姉妹都市としての活動は、その関係をさらに強固なものにしている」と述べた。

ソレンソン市長のあいさつ
ソレンソン市長のあいさつ

強い姉妹都市関係は平和と自由を促進していく大切な方法のひとつ

ウクライナや中東の情勢にもふれ、「世界の安定はとても繊細なもの。平和と自由の大切さをあらためて示している。私たちはそれぞれの地域からできることを担い、平和と自由を促進していく必要がある。強い姉妹都市関係は、その大切な方法のひとつだ」と、自治体外交の意義を訴えた。

さらに「都市とは単に建物が並び夜に眠る場所ではなく、人生を祝い、文化を楽しみ、人々が生き生きと暮らす場所」と話し、「道路整備や住宅問題、ごみ収集、消防など共通する課題に日々取り組んでいるが、姉妹都市関係は気候変動や平和、社会の進歩といったより大きな課題に向き合う力にもなる」と語った。

長年の交流についても、「これまで多くの学生が交流プログラムに参加し、数え切れないほど多くの人たちが互いの地域を訪れてきた」と振り返り、「これからも姉妹都市関係をさらに発展させ、広げていきたい。力を合わせて世界をより良い場所にしていこう」と呼びかけた。

互いに記念プレートを交換

佐野市長からソレンソン市長への彫金の記念プレート
佐野市長からソレンソン市長への彫金の記念プレート
ソレンソン市長から佐野市長からへの記念プレート
ソレンソン市長から佐野市長からへの記念プレート

式典では、友好の証として燕市の佐野大輔市長からソレンソン市長へ、姉妹都市提携30周年記念プレートが贈られた。プレートは彫金の技法を用いて1枚の銅板から制作したもの。

制作者の早川常美さんは、玉川堂で46年にわたり工芸品制作に携わった後、現在は燕市産業史料館の体験工房で彫金師として指導に当たっている。燕のものづくりの技が、30年の友好を象徴する記念品として手渡された。

米国土産は「トレーダージョーズ」のトートバック、ソレンソン市長が初めて書道に挑戦

一方でソレンソン市長から佐野市長にあてに記念プレートを贈呈。代表団は米国土産で人気のグルメスーパー「トレーダージョーズ」のトートバックもプレゼントした。

代表団から「トレーダージョーズ」のトートバックのプレゼント
代表団から「トレーダージョーズ」のトートバックのプレゼント

代表団のメンバーをひとりずつ紹介し、中には「23年ぶりに燕市に来た」と話す参加者も。燕出身で現在は日本に住み、今回の訪問で通訳も務めるエミリー・ハートさんの姿もあり、長年の交流が人と人とのつながりとして息づいていることを印象づけた。

さらに書家の坂井由美子さんが書道パフォーマンスを披露。酒井さんが「友好」の文字を書き、その下に両市長が自分の名前を書いた。司会者は「これからも互いが尊重し、支え合い、共に成長していきたいという願いが込められている」と紹介し、ソレンソン市長は書道は初めてと喜んでいた。

初めで筆で自分の名前を書くソレンソン市長
初めで筆で自分の名前を書くソレンソン市長

今回の代表団は滞在中、燕市役所表敬訪問や議場見学、玉川堂、ツボエの企業視察、燕中学校剣道部での見学・体験、茶道体験、燕市産業史料館での見学・製作体験、燕・弥彦総合事務組合消防本部の視察、弥彦神社御日供祭の見学などを予定している。

おり、燕の産業や文化、地域の魅力を多角的に体感する。30年の節目を迎えた姉妹都市交流は、式典を機に次の時代へ向けて新たな一歩を踏み出した。


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