帝国データバンクの調べでは、飲食店を経営する(株)奥次郎(新潟県新潟市北区)は3月31日、新潟地裁から破産手続き開始決定を受けた。負債は債権者約84人に対し約2億7525万円。
同社は1947年創業、75年11月に法人化した老舗の飲食店経営業者。本店敷地内で和風レストラン「奥次郎」や仕出し・宴会の「さくら亭」、居酒屋「さぶ郎」などを展開し、99年9月期には年売上高約3億339万円を計上していた。
しかし、その後は周辺地域の人口減少などの影響で売り上げが低迷。さらに近年は新型コロナウイルスの影響による来客数の減少が追い打ちとなり、2025年9月期の年売上高は約1億6000万円に落ち込んでいた。
加えて、物価高や人件費の上昇により採算の確保が難しい状況が続き、資金繰りが悪化。事業継続が困難となり、3月31日付で事業を停止していた。