青空と花吹雪の春絵巻 分水おいらん道中に2万4千人 外八文字に沿道から大きな拍手 (2026.4.13)

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大河津分水路の通水を祝って大正時代に始まった仮装行列を起源とする「分水おいらん道中」が12日、ことしも新潟県燕市分水地区で行われた。「つばめ桜まつり」のメイン行事で、青空と花吹雪に恵まれて春爛漫の豪華絢爛な花絵巻に昨年を3千人を上回る2万4千人(主催者発表)の人出でにぎわった。

分水おいらん道中
分水おいらん道中

おいらん役は、45人の応募のなかから選ばれた松沢歩香さん(24)=新潟市秋葉区・会社員=が信濃太夫、金原葉奈さん(24)=燕市・歯科衛生士=が桜太夫、須田真由加さん(29)=燕市・会社員=が分水太夫を務めた。

合わせて重さ約30kgにもなるかつらと衣装を着けて、三味線の音が響くなか、幇間(ほうかん)の肩を借り、傘持ちの大きな傘に守られ、地蔵堂本町通りと大河津分水桜並木の2カ所で行列した。

分水おいらん道中
分水おいらん道中

途中、足を止めて外八文字というおいらん独特の足さばきを披露した。高さ15センチある高げたを寝かせてゆっくりと外側に振り出して前へ足を運ぶ。

腰を落としての所作のなので体の負担は大きいが、いちばんのたおやかな見せ場。外八文字を終わると沿道は拍手でわいた。

分水おいらん道中
分水おいらん道中

終日、雲ひとつない青空に恵まれた。大河津分水の桜並木は前日の強風で花びらを落としたものの、遠目には五分咲きから七分咲きほどに見え、おいらん道中の舞台装置は申し分なかった。

県外から訪れた男性は「ことしが81回目というだけですごい。それだけでも見に来た価値があった」と感動していた。

分水おいらん道中
分水おいらん道中

また、地蔵堂本町通りは分水マチナカフェスが開かれて飲食などを提供するテントが並び、大河津分水桜並木の土手下の大河津分水さくら公園にもキッチンカーやテントが並んだ。

両会場ともステージイベントがあり、大河津分水さくら公園には昨年のおいらん役による写真撮影用の染井吉野太夫が登場。桜土手は行列が通る前に大河津分水を愛する「Love River Net」が大河津分水に関するクイズを出して行列を待つ見物客を楽しませ、盛りだくさんのイベントに見物客は大満足だった。

分水おいらん道中
分水おいらん道中

染井吉野太夫
染井吉野太夫

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