帝国データバンクの調べでは、株式会社オーケーエー(新潟市中央区近江2・資本金500万円)は1日、事業を停止し、自己破産の準備に入った。
同社は1992年2月に設立。パチンコやパチスロの各種遊戯機器、付属品の販売を手掛け、新潟県内のパチンコホールを主な得意先に関東甲信越と東北の一部を営業エリアに展開。2018年ごろから中古遊戯機器の販売に加えてレンタルを開始し、20年1月期には年売上高21億8700万円を計上していた。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大など背景としてパチンコホールの集客が悪化。設備投資を抑制したため、22年1月期の年売上高は約15億5600万円に落ち込み、実質赤字決算を強いられていた。
この間、新型コロナ対応融資を受けたが、実質的に大幅な債務超過が続くなかで新たな資金調達に難航し、支えきれなくなった。負債は約40億円。