新潟県警三条署の発表では、23日までに架空料金請求詐欺で三条市に住む60代女性が約181万円の被害を受けていたことがわかった。
10日に女性の携帯電話に実在する通信事業者のSMSが届いた。記載の電話番号に電話すると対応した男から「登録している動画料金が未納です」などと言われ、指定された預貯金口座にATMから10万円を振り込んだ。
その後も情報セキュリティー関連の協会などを名乗る男から電話が続き、「あなたの携帯電話からウイルスが拡散され被害が出ている。サイバー保険の費用が必要です。補助金が出るので負担はない」などと繰り返し言われ、合計6回に渡り約181万円を振り込んだ。
その後、知人に相談して警察に届け出た。