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主要地方道長岡栃尾巻線バイパス・加茂大橋開通式、着工から10年での完成を盛大に祝う (2010.12.4)
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主要地方道長岡栃尾巻線バイパス・加茂大橋開通式が4日行われ、加茂文化会館での式典には約700人、信濃川をまたぐ加茂大橋でのセレモニーには裕に1,000人を超す市民が参加し、平成12年度の着工から10年での完成、開通を盛大に祝った。
下流側に架かる五反田橋の慢性的な渋滞の解消などを目的とした加茂大橋の架橋を含むバイパス事業。平成12年度の着工から10年余り、総事業費82億円を投じて完成した。加茂大橋は長さ505.8メートルで県が管理する橋としては10番目に長い。
その開通を祝って午前10時半から加茂文化会館で式典のあと、加茂大橋の右岸、加茂市街地側でセレモニーが行われた。
式典で泉田裕彦県知事は、先のことを考えると加茂大橋ができることによって県道に集中してくると予測し、現在、建設中の403号線に触れ、その接続によって渋滞問題が避けられるのではと話した。さらに「円滑な通勤通学、病院へのアクセスが確保できるように県としても全力を尽くして参りたい」、「加茂大橋が未来への宝となっていくようになれば」と願った。
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加茂文化会で行われた式典
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小池加茂市長は「喜びはこの上ないこと」と言い、小中学生の式典参加は「将来の希望につながる式典にさせていただいた。わたしたちは橋をここまでもってまいりました。あとは小中学生の皆さんにゆだねまして、21世紀の日本、世界をお願いしたい」と託した。
また、泉田知事のあいさつに「橋はできたと。次は403号バイパスであると」との解釈を示し、残りの事業に220億円かかる403号バイパスの早期完成を求め、県央地域の救命救命センター設置も、403号バイパスができないことには「作っても何もならないと申しませんが、ものすごく効果が落ちる」と念を押した。
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菊田衆院議員
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菊田真紀子衆院議員は、自身が加茂市議選に初当選したのと同じ平成7年、市長選に初当選した小池市長が、当選したら信濃川にもうひとつ橋を架けるという大きな夢を掲げていたことを思い出し、当時は「本当にこんな大きな事業ができるのかなと内心、思っていた」と振り返った。
また、建設相だった当時の亀井静香国民新党代表が、開通式への出席を辞退したことを小池加茂市長も残念がったが、菊田衆院議員も前日、亀井代表にあいさつして地元からの礼を述べたことを話し、「須田村と加茂村が合併したとき以来の夢の橋でございます。次の世代に、またさらにいろんな観光、あるいは物流、人的交流の架け橋としてもっともっと大きな夢が広がっていくことを心からご祈念申し上げる」と述べた。
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吉兆を告げるような虹。良く見ると二重。
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テープカットで左から佐藤田上町長、泉田知事、小池加茂市長
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加茂市内全中学校吹奏楽団の演奏で市民歌の斉唱で閉式し、加茂大橋の右岸、市街地側へ移動してセレモニーが行われた。
橋の上に設けたゲートの前で泉田知事と小池加茂市長、佐藤邦義田上町長をはじめ、主催者や来賓50人余りでテープカット、加茂市内の児童生徒によるくす玉開披、橋の両側の地域の三代夫婦や列席者が橋の上を歩く渡り初めが行われた。
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寒風のなかでも笑顔を振りまくミス雪椿
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前日の暴風ほどではなかったものの、この日も強い風が吹き、雨が降ったりやんだりの荒天だったが、セレモニーの始まる直前から雲が切れて青空が広がり、吉兆を告げるようにくっきりと虹も見えた。
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子どもたちは日の丸の小旗を手に渡り初め
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くす玉は子どもたちが紅白のひもを引く前に開いてしまうハプニングもあったが、寒風が吹き荒れるなか、続々と市民が橋に集まり、渡り初めは橋の上が市民でぎっしり。日の丸の小旗を手にした小中学生をはじめ、市民には笑顔があふれていた。このあと、午後3時半に供用開始となった。
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続々と渡り初めに続く市民
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