大学野球サマーリーグ開幕 首都圏6大学の1、2年生選手が白球を追う (2017.8.10)

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東京六大学野球のうち慶応、法政、明治、立教の4大学と首都大学野球の筑波、東都大学野球の東洋の計6大学の1、2年生チーム、さらに県内6高校も加えたリーグ戦「大学野球サマーリーグ」が10日開幕。地元高校野球部もまじえて三条パール金属スタジアム、長岡市悠久山球場、見附運動公園野球場の3球場で熱戦を繰り広げている。

 10日開幕した大学野球サマーリーグ 三条パール金属スタジアムで第1試合慶応大-中越高戦 ?
10日開幕した大学野球サマーリーグ 三条パール金属スタジアムで第1試合慶応大-中越高戦

三条パール金属スタジアムでは、午前11時から第1試合で慶応大と中越高が対戦した。それに先立って開会セレモニーが行われ、両校監督に記念品を贈った。始球式では「三条野球まつり」実行委員長のパール金属株式会社・高波文雄社長が始球式を行って見事なストライクを決めて試合開始となった。

 始球式でストライクを決めた高波文雄パール金属社長
始球式でストライクを決めた高波文雄パール金属社長

台風5号が過ぎてようやく青空が広がり、三条の気温は午前11時で29.1度と夏らしい暑さが戻ってきた。慶応大と中越高の対戦はいずれも1、2年生で編成するチーム。1回表に不安定な立ち上がりとなった慶応大のすきをついて中越高が1点を先制。あわやと思わせたが、4回裏に慶応大が一挙9点をあげ、試合規定により6回打ち切りで慶応大が12-1で中越高に圧勝した。

 慶応大、中越高の監督に記念品贈呈
慶応大、中越高の監督に記念品贈呈

2年前から行っている首都圏の大学野球部の主に次世代主力選手を対象に、夏休みを利用して育成を図る教育リーグ。年々、規模を拡大して3日間にわたり3会場で計21試合を行い、各大学は5試合か6試合を行う。

試合の出場が限られる1、2年生にとっては、スタンド付きの野球場でプレーできる貴重な機会。昨年は、サマーリーグの試合中にもはっきり成長が確認できた選手もあり、各大学のサマーリーグに対する意識も高まっている。

 試合前にベンチ前に整列する慶応大
試合前にベンチ前に整列する慶応大

初日は午前で約100人が来場した。11日から地元の多くの企業が盆休みに入り、野球ファンはもちろん、一度も三条パール金属スタジアムへ足を運んだことのない人も夏に球場で野球観戦する風景を楽しんでほしいと来場を呼びかけている。内野席は育成協力金として1,000円の入場料を設定しているが高校生以下は入場無料。また、大学野球サマーリーグのFacebookページツイッターアカウントでは各大学野球部の選手の紹介を行っており、ツイッターでは試合経過もツイートしている。

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