ふれあい動物園やブリの解体ショー、昭和100年企画などを目玉に23日(日)午前10時から午後4時まで新潟県三条市の栄公民館(新堀2111)でマルシェイベント「JONGI(じょんぎ)バザール」が開かれる。
「みやび家きんとう」の名をかたって昭和紙芝居を手がける三条市の会社員近藤雅哉さん(31)が仲間と組織する「みやび家本舗」が真夏とクリスマスの年2回、栄公民館を会場に開いているマルシェイベントだ。
ふれあい動物園を委託する茨城県の業者の都合で今回、初めての春開催。加えて三条市の発達障害のある子どもの保護者でつくる「こども凸凹くらぶ」(大橋清二会長)と初めてのコラボレーションする意欲的な内容だ。今回は新潟の方言で「持ちつ持たれつ」や「礼儀」を意味する「じょんぎ」をタイトルに冠した。
ふれあい動物は小動物を中心にポニー、インコ、ウサギ、ハムスター、モルモット、ミニブタ、それにえとのヘビなどがやって来る。直接、動物にふれたりヘビを首に巻いたりできる。
ブリの解体ショーはこども凸凹くらぶの企画。午前11時からステージイベントとして行い、会員のつながりでスーパーの鮮魚部で働く人がブリの解体を披露する。
昭和100年企画は、レトロファッション写真館とレトロ諸々懐古展。レトロファッション写真館では、昔、流行したレトロなファッションをまとってプロが1枚2,000円で写真を撮ってくれる。レトロな衣装は用意するほか、自前の衣装を着てきてもいい。古着の販売もある。
レトロ諸々懐古展では、三条市で趣味でラジオやカセットデッキの修理を趣味にする人が収集したレトログッズのデッキやレーザーディスクをはじめ、近藤さんが入手した東京ディズニーランド開園時のボードゲームなど珍品を展示する。
ステージイベントでは、午前10時半から介護離職を減らす資格「産業ケアマネ」の資格をもつ三条市の人による講演「君は仕事と介護を両立できるか」のほか、歌やダンス、いつものようにキッチンカーを含め飲食やクラフト、リラクセーションなどを提供する16店が出店する。参加無料。