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燕市の物流の陸路のボトルネック解消を目指す県央大橋がこのほど完成。燕市を中心に県、三条市は14日午前10時からその開通式を行い、市民を挙げて祝った。
県央大橋の左岸側、燕市大曲地内をメーン会場に仮設テントを設けて行い、関係者や来賓、工事関連業者など200人余りが参列。絶好の秋晴れに恵まれた。 まず、高橋市長が「県央大橋の開通で9か所の工業団地や物流センター、新幹線駅、高速道路のインターチェンジ、須頃地区の流通の改善で企業の誘致や観光面、経済、文化の進展は図り知れません。燕、三条の将来にとって誠に意義深いことです」とあいさつし、地域にとって県央大橋の果たす役割の大きさを強調した。 来賓祝辞で燕・分水線期成同盟会初代会長の小沢辰夫元代議士は「燕の市民の負担なくやってこれたのは、大変、成功したこと。もう三条だ、燕だ、というのはやめて、大きな市をつくるのが大事なこと。吉田も分水も加わり、大きな県央市をつくって産業面で発展してほしい」、栗原博久代議士は「燕、三条の将来に向かって深い絆ができました。今後、27万大都市を想像し、期待します」、漆原良夫代議士は「燕に生まれてきょうの素晴らしい橋ができたことを大変、よろこんでいます。県央地区で団結し、ひとつの経済産業圏としての県央市に期待します」 さらに渡辺英央代議士は「政治家は勘と実行力で地域に貢献していかなければならない。県央大橋は市町村合併の絆となります」、桜井新代議士は「県央大橋はわずか3年でできあがった。今度は弥彦線の下をどう切り抜けるか、命がけでお手伝いします」、大淵絹子代議士は「燕、三条両市はモノづくりの伝統、技術は世界に優たるもの。しっかり踏まえて頑張りたい」、森裕子代議士は「テロや不況の嵐のなか、21世紀の初めの年に開通したことは輝く未来の橋になることを願います」。 それぞれの立場、県央地域とのかかわりから開通を祝ったが、まるで申し合わせたかのように県央大橋を県央地域の合併に対する期待感の膨らみと重ねた。田中直紀代議士は代理の参列だった。 ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
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