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(仮称)県央東部合併研究会設立準備会に田上町も参加へ(2002.1.28)

三条、燕、栄、下田の4市町村で構成する(仮称)県央東部合併研究会設立準備会(燕市長・高橋甚一委員長)は、28日午後2時から県央地域地場産業振興センターで3回目の会合を開いた。会合後の協議で、新たに田上町の同研究会に参加することになり、スケジュールはそのままに枠組みを5市町村に拡大しての再スタートとなった。

(仮称)県央東部合併研究会設立準備会は3回目の会合で田上町も参加へ

(仮称)県央東部合併研究会設立準備会は3回目の会合で田上町も参加へ

田上町は30日に開く臨時町議会で議決後、同研究会に加入を予定している。

委員長の高橋燕市長は、「1月15日、田上町の佐藤町長が私と相田副委員長のところに文書を持参してきました。4月1日からの(仮称)県央東部合併研究会に田上町として参加し、合併について調査、研究をしたいといった内容で、30日に議会の議決をいただければ2月1日から参加できます。その後の2月13日の会合で審議を行うのは遅いので、あらかじめきょう、ここで決めて予算等の一部修正を行いたいと思います」と話した。

田上町が加わることで「4市町村」だった準備会規約の第1条の構成市町村の名称は田上町を加えた「5市町村」に変更。予算の歳入では、補正前の負担金及び分担金は201万円だったが、田上町分の17万3,000円を加える一方、三条市7,000円、燕市8,000円、栄町と下田村はそれぞれ9,000円ずつを減額し、合計で14万円上乗せの補正で215万円とした。

本来ならこの第3回の会合で歳出まで検討する計画だったが、田上町の参加で補正したため、次回の会合に持ち越した。

この日の会合では、前回に引き続き同研究会の組織構成、検討・協議事項及び事業計画、予算などの案について話し合った。

組織構成については、前回の話し合いで合併後の新市将来都市構想を策定するにあたり、行政・教育、産業など部門ごとに小委員会の設置を決めたのに続き、この日はそれを具体化させた。

事務局は小委員会として「行財政・教育」「産業」「福祉・保健・環境」「上下水道・都市基盤」の4つ。さらにそれぞれの専門部会として「行財政・教育」は行財政部会、教育部会、教育部会の3つ、「産業」は農林業部、商工・労働部会の2つ、「福祉・保健・環境」は福祉部会、健康部会、環境・消防部会の3つ、「上下水道・都市基盤」は上下水道部会、都市基盤部会の2つを設置する原案を示した。

これに対して委員は、「上下水道の中にガスも加えてほしい」「観光を産業の中の専門部会に付け加えてほしい」「議会はどうなるのか」など要望、質問。結局、ガスと環境はそれぞれの小委員会に追加し、議会は「行財政・教育」の専門部会に加えた。

会長、副会長、委員のほかに合併研究会を構成する住民代表は、地域の経済団体から各市町村2人、自治会などの組織から各市町村2人、女性組織とPTAなど団体から各市町村2人、青年組織などから各市町村1人を2月20日の会議までに人選する。

■関連リンク

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