|
三条市の小中学校と公共施設を光ファイバーで結ぶ地域イントラネット事業が6日、スタート。それを祝って6日午前10時から三条三条市立旭小学校(小林利夫校長)でオープニングセレモニーを開き、高速回線を体験した。 同校コンピューター教室は8台のパソコンを備えるが、この日のために公民館などから集めたノートパソコンを18台を追加、設置してテープカットを行った。 高橋一夫市長は「IT革命が急速に進展する現在、いち早く情報通信基盤を整備していくことが地域のために重要と考えており、この地域イントラネット基盤整備事業はその出発点です。この通信基盤を市の行政事務の合理化、サービスの向上、市民の皆さんとの情報交流などに利用したいと思っています。児童、生徒の皆さんや学校の先生方に積極的に活用していただき、学習に役立てていただくと同時に、ITに関する知識も身につけていただきたいと思います」とあいさつ。 高橋市長、相田邦夫市議会議長ら来賓と旭小学校の児童6人の12人が紅白のテープにはさみを入れ、拍手でオープニングを祝った。 さっそく液晶プロジェクターで大画面にディスプレーを表示するパソコンを使って高橋市長が全小中学校と市職員にメールを送信。今度は児童がパソコンに向かい、高橋市長からのメールを受信、さらに事前に用意していた高橋市長宛のメールを返信。高橋市長は何人かの返信を読み上げ、「皆さんからいただいたメールは後で全部、目を通します」と約束した。 市内小学校は、独自にホームページを開設しており、そのなかから西鱈田小のホームページに掲載されている収穫感謝祭とさいの神祭を収録した動画を見学。ISDNなどの環境では再生までに15分くらい待たされる動画がほとんど待ち時間なく再生され、最大で1秒間にフロッピー1枚分近いデータを送信できる10Mbpsという高速なネットワークの面目躍如。 さらに四日町小、西鱈田小、大島小からの動画の祝電メールもあっという間にダウンロードし、その速さと鮮明な画像に「速いね」「すごいもんだ」と驚いていた。 市は今回の同基盤整備事業で市内22の小中学校すべてと49の公共施設を光ファイバーで結び、高速のインターネット接続を実現、市民交流システム、学校教育支援システムを完成させ地域の利用促進を図っている。 セレモニー後、全員がノートパソコンを使って市が取り組む学校教育システムのホームページを閲覧すると、何らかのトラブルでうまく見られず、職員が冷や汗をかく“おち”もついた。 【関連リンク】 三条市の地域イントラネット事業が1億9,000万円でスタート(2002.1.9) ■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved. |
スポンサードリンク
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||