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昨年の富士写真フォトコンテスト2001でグランプリ受賞の写真愛好家、蝶名林稔さん(48)＝三条市西潟＝の初めての個展「自然や人とのふれあい写真展」が19日から30日まで三条市立図書館で開かれ、写真愛好家や図書館利用者などが訪れている。
作品は、富士写真フォトコンテストグランプリ受賞作品「寒けいこ」を始め、三条市や燕市など近隣と県内を中心に撮影した花や自然や人物など全紙4点、半切9点、2L40点。タイトルと撮影地を添えて、会場常設のガラスの展示ケースの中に納められている。 長さ2m強の木の縁のついたガラスケースに2Lサイズを5点ずつ並べ、上から覗き込むように観賞すると可憐なナデシコやシクラメンなど小さな花の世界に引き込まれていくようだ。尾瀬の自然、福島のシダレザクラ、美ヶ原の雪の模様、松之山町のスミ塗りの親子の表情などテーマは決めずに感動した時にシャッターを切るという蝶名林さんの作品に、来場者はじっくり鑑賞している。 蝶名林さんは、所属する三条市内の愛好者を中心に4年前に発足したグループ、「写団かじや」のグループ展で作品を発表しているが、個展は初めて。 蝶名林さんは「写真の選定から会場のレイアウトや飾り付けまで、自分の責任でやったことはプレッシャーになりました。来られた方が撮影場所が保内公園という作品などを見られて、身近な写真で良かったと言ってくださる方もあり、楽しい」。第2回目は「機会があればまたやりたい。でも、作品を作らないと」と笑顔だ。 20日は休み、土、日曜は午前9時半から午後5時まで、それ以外は午前9時半から午後7時まで開いている。 ■関連リンク
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