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火災多発に燕消防が火災予防のちらしを全戸配布(2003.2.)
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ことしに入って燕市内で火災が多発していることから、燕市消防本部(小野塚栄治郎消防長)は11日、市内全世帯に火の取り扱いに注意を呼びかけるちらしの配布を始めた。
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燕市消防本部が市内全世帯に配布している火災予防を呼びかけるちらし
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ちらしはA4判のピンク色のカラー紙で、「火の用心」のグレーの大きな字を背景に「ご注意下さい次のこと」の見出しに続けて、火を使う器具の周りに燃えやすい物を置かないなど6つの注意点をか条書きしている。13,509部を印刷し、11、12の2日間で配布している。
燕市市内では1月14日から2月9日までの1カ月足らずの間に立て続けに5件の火災が発生し、2人の死者を出した。一年間の火災による死者は、昨年はなく、一昨年は1人。その前年12年は2人の死者があったが、ことしは2月初旬でそれと並ぶ異常事態だ。
同本部では2月5日の火災発生以後、警戒を強めて終日、火災予防の巡回広報を行うとともに、今回のちらしの配布の準備を進めた。ところが、ちらしを配布しようとした矢先の9日、再び死者1人を出す火災が発生した。
これについて同本部では、「非常に残念なこと。今後もなんとか注意を呼びかけたい」と、次の火災を食い止めようとさらに火災予防策を講じていく。
ことしに入って燕市内の重大な火災の多発に緊急事態(2003.2.7)
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