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26日行われた燕市の住民投票で合併反対が多数となったことから辞意を表明している高橋甚一燕市長に対し、燕市議会の赤塚功議長と大岩勉副議長は27日午前10時ころ、辞表の提出を待つよう申し入れた。
正副議長は申し入れのあと記者会見し、「市長に辞表提出を待ってほしい。議会にも時間をくださいと申し入れた」と話した。この日、午前9時ころから赤塚議長と県央東部との合併に反対の立場で運動を行ってきた大岩副議長と賛成の立場の大山治郎、野島善夫両市議の4人でも話し合った。 大岩副議長は「市長は断腸の思いで臨んでいられるのはわかるが、市政や議会の混乱を避けるためにも辞任は避けてほしい」、赤塚議長は「議会も市民も市長の辞任を望んではいない」と求めた。これに対し、高橋市長は即答を避け、「期日については今は答えられない」と話したという。 大岩副議長は、燕商工会議所も住民投票での運動をしてきたことから責任はあるとして、「これから高橋作衛会頭にも高橋市長の辞任の意向を留めるように求めてもらうようにお願いに行く」とし、午後からは市議会議員でも協議すると説明した。 また、申し入れのあと高橋市長は、旧県央東部合併研究会の構成市町村を訪れているようで、午前中に三条市役所を訪れ高橋一夫三条市長と懇談したようだ。 ■関連リンク
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