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高橋燕市長が定例記者会見(2004.5.6) |
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高橋甚一燕市長は6日、定例記者会見し、燕市は新潟県中越衛生処理組合のし尿処理施設の建設に加わらず、同組合から脱会する経緯を説明し、18日に燕市議会・議員協議会で全市議に報告して理解を求める考えを示した。
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会見する高橋燕市長
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高橋市長は、脱会の理由のひとつに「三条の方でいっしょにやる場合の金額(事業費など)と比べ、燕市が公共下水道施設で増設してやる方が、はるかに安い」という見方を示した。 任期満了に伴う9月の市長選挙への出馬については、「まだ決めていません」と明言を避け、それよりも合併問題を何とかまとめる方向で努力していると答えた。 ほかには、研磨工業会から人材育成や技術開発のための技術支援センターを内包した工場アパートの設立の提言に対して市の協力を前向きに検討していることや、1年おきに行っている姉妹都市の米国・シェボイガン市への中高生の派遣をことしは7月28日から12日間で行うことを話した。
4月28日に行われた三条市の市制70周年式典に出席して「子どもたちを中心とし、非常に簡素でいい式典だった」と話す一方、ことしが市制50周年の燕市では、財政面や合併協議に忙しいことなどから式典や記念事業は考えていないとした。
■関連リンク
中越衛生処理組合のし尿処理施設改築で燕市脱会へ(2004.4.26)
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