(2)福祉分野

○高齢者福祉の充実

• 静かで良好な景観のある場所を選んで、住みたくなる特別養護老人ホームや、行きたくなる通所型デイサービスセンター等の高齢者福祉施設を整備します。整備に際しては、民間企業や社会福祉法人の活用を徹底し、財政負担の軽減に配慮します。
• 一方、介護予防のためには、町内会館や商店街の空き店舗を借り受け、気軽に集まれる場所、一日中楽しく過ごせる“ふれあいサロン”や“地域の茶の間”のような場所をつくり、高齢者が家から出て、人々とかかわっていけるようにします。
• 親の介護に対応するセミナー等を開催していきます。

○障害者福祉の充実

• 心身に生涯を持つ人も健常者と同様に豊かに暮らせるようにするために、更生施設や授産施設の充実のほか、各種の支援施策の充実を図ります。

○結婚支援

• 結婚を支援するために、結婚希望者の実態調査、結婚希望者の登録、結婚相談所（アドバイザー会議）の開設等を進めます。

○子育て支援

• 住環境を含めて、子育てのしやすいまちづくりを目指します。このため、二世代住宅の推進、低料金の託児所設置のほか、幼児教育のあり方の研修会の開催や「子育て110番」の設置、世代間で協力しあうシステムづくり等を進めます。
• また、少子化の歯止めとなる子育て支援として、働く親への支援、保育園の充実、小児医療費補助の充実、児童手当の充実、児童クラブの充実等を進めます。
• さらに、少子化を活かすという観点から、これを機会に学校統合を実施し、中身の濃い教育を目指します。

○医療体制の充実

• 医療施設間のネットワーク化を図り、適切な医療を受けられる体制づくりを進めます。特に、県立病院や労災病院については、高次医療に関しての分担・連携を図ります。
• 地域医療の充実を図るため、県立吉田病院の存続と救命救急センターの開設を目指します。また、3次医療病院の建設誘致を促進します。

○住民相談の充実

• 各種の相談制度の充実を図り、弁護士等の専門家の当番も依頼します。また、相談体制を充実する際には、今後、増加が見込まれる高齢者（企業や杜会の経験者等）の活用も進めます。

【主要プロジェクト】

○地域コミュニティセンター・通所型デイサービスセンターの充実、新設

• “地域の茶の間”とします。

○介護予防のために寄合所・介護支援センターの設立

• 介護される年齢を遅らせるために、家に閉じこもっている人を減らします。

○お年寄りの給食センターの充実

○障害者施設の充実

○子育て支援プロジェクト

• 子育て支援センターの設立
• 育児体暇の期間の充実
• 少子化対策のプロジェクトチームを立ち上げ、行政と住民が一体となって少子化に歯止めをかけます。
• 児童クラブの充実
• ファミリーサポートの充実
• 市民の視点による「子育て」少子化対策専門部会

〇各種よろず相談支援

• 結婚支援センターの設立
• 第3セクターでの結婚相談センター新設（電話相談、24時まで）

○医療体制の充実

• 救命救急センターの早期の誘致