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三条市が3日午後5時から情報システムの大規模障害伴う改善作業を実施(2005.6.3)
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三条市は、5月20日に発生した情報システムの大規模障害の対応として、3日午後5時から機器の入れ替えを含めたネットワークの改善作業を行った。
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3日午後5時から利用できなくなることを知らせる張り紙をしたパルムの三条市証明書自動交付コーナー
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5月20日の障害は、本庁舎の一部を除いて栄庁舎、下田庁舎で住民票の写しや税証明の発行などの行政サービスを提供する情報システムが約8時間にわたって稼働できない状態になった。原因は回線のハブ(回線中継器)への接続の人為的なミスの可能性が高いとみられている。
同じような障害が発生しないよう、改善措置のひとつとして、課単位でネットワーク障害への影響を最小限に抑える高性能なハブに交換する対応を計画。3日は本庁舎、栄庁舎、下田庁舎の数十カ所に設置しているハブを高性能な機器に交換するのとあわせ、ネットワーク全体の見直しを進めた。
閉庁の午後5時過ぎから作業を始め、3日中には終わる予定。ふだんなら午後8時まで稼働するパルム内の証明書自動交付機には、「保守点検のため、6月3日午後5時以降は使用できません」と張り紙したが、翌4日には、通常通り使用できる予定だ。
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