|
県三条地域振興事務所が第1回の「にいがた県央マイスター」13人に認定証を授与(2005.12.16)
|
|
|
新潟県三条地域振興事務所と県央地域地場産業戦略研究会は15日、三条・燕地域リサーチコアで第1回「にいがた県央マイスター」認定証授与式を開き、先に認定したものづくりに関わる県央地域の高度熟練技術・技能者13人に認定証を贈った。
|
第1回「にいがた県央マイスター」認定証授与式で認定を受けた13人
|
県央地域の高度な産業を支える卓越した技術者や技能者を「にいがた県央マイスター」として認定、表彰することで社会的に認知度を高め、優れた技術や技能の維持、継承、人材の確保や人材育成を図ろうと、ことし5月1日に認定制度を創設した。
18人から応募者があり、選考委員会(選考委員長・古川徹新潟大学名誉教授、委員9人)がうち13人を推薦し、その13人を12月7日に佐藤仁人三条地域振興事務所長が「にいがた県央マイスター」に認定した。
|
佐藤三条地域振興事務所長からにいがた県央マイスター認定した13人に認定証を手渡す
|
授与式には、認定を受けた13人とその所属事業所関係者、来賓に三条市、燕市、田上町の首長らも出席。佐藤三条地域振興事務所長はあいさつで、日本の底力はものづくりが基盤で、全国有数の地場産業集積地、県央地域には多くの優れた技能、技術をもつ人がいるとして、「(県央マイスター)13人には、社会的貢献という観点で、その一流の優れた技術を次代につないでほしい」と活躍に期待し、県央マイスターに認定した一人ひとりに認定証と記念の盾を手渡した。
県央マイスターは自己紹介で、「わたしは鍛冶屋になってまだ50年くらい。鍛冶の世界はこれでいいということがなく、毎日が修行」、「まだまだ力不足だが、マイスターを受けた以上は勉強し、努力する」。一流だからこそ、マイスターに認定されたわけだが、その姿勢はいたって謙虚で、逆にその姿勢、尽きない向上心がマイスター認定につながったとも言えそうだ。
さらに、「自分の歴史の1ページを新たに切り開いていくんだという気持ち」、「県央マイスターに恥じないよう、これからも努力し、地域社会に貢献していきたい」と、決意も示していた。
県央マイスターは今後、計画中の「県央マイスター塾」の講師、技術伝承ビデオの撮影モデル、学校総合学習での講師、中小企業大学校やテクノスクールなどの職業訓練施設での講師などの活動をを行う。
関連リンク
県三条地域振興事務所が第1回「にいがた県央マイスター」に県央の13人を認定(2005.11.10)
県三条地域振興事務所が「にいがた県央マイスター」認定制度を創設(2005.6.4)
|