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燕市熊森・勝円寺の新本堂庫裏の落慶法要で稚児行列(2006.5.21)
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本堂に続いて庫裏(くり)の移転、新築を完了した燕市熊森、浄土真宗本願寺派「勝円寺」(上山孝輝住職)は21日、その落成慶讃法要を行い、稚児行列も行って華やかに完成を祝った。
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勝円寺の本堂庫裏落成慶讃法要の稚児行列
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同寺は元禄14年(1701)の創建。西へ500メートルほど離れた土地に本堂と庫裏を移転、新築したもので、先に本堂が完成し、昨年7月に遷仏法要を行って本尊を旧本堂から新本堂へ移した。
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導師を務める上山住職
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完成した庫裏(手前)と本堂(奥)
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続いて庫裏の建設を進め、昨年12月23日に上棟式を行い、ことし5月16日に完成、引き渡し。本堂と庫裏の両方の完成を待ち、さらに田植えの繁忙期も避けてこの日の落成慶讃法要となった。
遷仏法要は代表世話人などが行列を組んで旧本堂から新本堂へ本尊を運んだが、今回の主役は稚児行列。風薫るさわやかな五月晴れに恵まれ、午後1時半に熊森公会堂を出発した。
赤と紫が鮮やかな稚児衣装に冠やえぼしをかぶった約20人の子どもたちは、親に手を引かれて熊森公会堂から新本堂まで行列。稚児衣装を我が子に着せられるめったにないチャンスに親は大満足で、写真を撮ったり、ビデオを回したりと忙しかった。
上山住職は、100人を超える参拝者を前に、「みんなの寺にしたい」、「皆さなと同じ目線で」、「遠慮なさらずに」と気軽に同寺へ足を運んでほしいと求めていた。
関連リンク
分水の勝円寺で遷仏法要、行列で本尊を新本堂へ移す(2005.7.19)
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