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加茂市で強化合宿する男子体操全日本チームが公開試技、選ばれた市民も観覧(2006.9.10)
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国際大会に向けて加茂市体操トレーニングセンターで強化合宿練習を行っている男子体操の全日本チームは、10日午後2時半から同センターで公開試技を行い、抽選で選ばれた市民や同センターで練習している加茂体操クラブの子どもたちが見学し、世界の技に息をのんだ。
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10日、加茂市体操トレーニングセンターで行われた男子体操全日本チームの公開試技
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アテネ五輪の金メダリスト冨田洋之選手、水鳥寿思選手、塚原直也選手など全日本チーム10人の選手が公開試技を行った。10月の世界体操競技選手権大会や12月のアジア競技大会に出場する選手の種目別選考の参考にする重要な試金石だ。
今回は特別の配慮で限られた市民にも公開。小池清彦市長をはじめ、約260通の応募から抽選で選ばれた市民30人や加茂体操クラブの子どもたちなど数十人が観覧した。
初めに具志堅幸司監督が、「通常は得点をつけるが、きょうはつけません。いい演技をしたら拍手を贈ってください」とあいさつして公開試技に移った。
ウオーミングアップではTシャツにトレーニングパンツだった選手たちは、胸に日の丸のついた赤と白の日本代表正式ユニホームに着替え、あん馬と平行棒、つり輪と鉄棒、床、跳馬と、種目ごとに順番に演技した。
演技前から体脂肪率1.4から2という選手の逆三角形の均整のとれた体形に観覧者は目を見張った。場内にはラジカセから音楽が流れいてたが、演技に入る前に集中して「ふっ」と息を吐く選手の息づかいも聞こえ、観覧者にも緊張感が伝わった。
目の前で次々と披露される世界の技に拍手を送り、加茂体操クラブの高校2年生の女の子も「すごいです。それしか言えない」と目を輝かせていた。
同体操クラブの子どもたちは、演技前に選手に声援。同クラブ出身の馬場亮輔選手には「先輩!頑張れ!」と一段と大きな声援を送っていた。
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