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県央工高3年佐藤俊さんが高校生ものづくりコンテスト北信越大会の橋梁模型製作で優勝、全国大会へ(2006.9.22)

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16日に長野県で開かれた第6回高校生ものづくりコンテスト全国大会の北信越大会の建設系部門(橋梁模型制作)で、新潟県央工業高校(星野光章校長)建設工学科3年の佐藤俊さん(17)=長岡市(旧中之島町)=が優勝。11月に開かれる全国大会へ同校から初出場を決めた。

左からサポートの優勝した橋梁模型を手にサポートの梅田さん、優勝の表彰状を手に佐藤さん、渡辺教諭

左からサポートの優勝した橋梁模型を手にサポートの梅田さん、優勝の表彰状を手に佐藤さん、渡辺教諭

佐藤さんは8月10日の県大会2位で北信越大会へ出場。北信越大会では新潟、長野、富山、福井、石川の5県から各県2人の10人が出場した。

コンテストでは、与えられた材料で自由な形式やデザインの橋梁模型を制作し、1分間の荷重載荷に耐えなければならない。加えて完成度や技術度など6項目で審査され、その合計点を競った。

北信越大会には担任の渡辺克彦教諭とサポートで3年生梅田智和さんも同行。審査発表では、1位の結果に3人で顔を見合わせた。「まさか、信じられないと思った」と佐藤さん。

佐藤さんが制作するのはアーチ橋。県大会後、北信越大会に向けて夏休みもほぼ毎日、学校に来て改良を重ね、本番1週間前に、これでいこうと形が決まった。

全国大会では「5本の指に入りたい」と佐藤さん。さらに細かな加工技術を高める練習を積み、全国大会にのぞむ考えだ。

星野校長は、全国大会出場は学校の名誉と喜びであり、「県央工業の代表、新潟県代表として頑張ってきてほしい」とエールを贈る。全国大会は11月11、12の2日間、埼玉県のものづくり大学で開かれる。全国9ブロックの代表と開催県から10人が参加して競う。

県央工高で第6回高校生ものづくりコンテスト全国大会の建設系部門(橋梁模型制作)新潟県大会(2006.8.10)