丸井今井邸隣りの焼け跡の「ど根性ダイコン」も開花宣言 (2007.4.11)

三条市本町3地内の三条市丸井今井邸並びの焼け跡に生えた1本のダイコンが、さらにたくましさを増して育ち、白い花を咲かせた。

花を開いた丸井今井邸東側の焼け跡のど根性ダイコン

ダイコンは、昨年6月の火災により建物が撤去された丸井今井邸東側の焼け跡に葉が出ているのを昨年10月ころ近所の中央商店街の人が見ている。

高さ約90センチまで見事に成長

ことし2月には見事に成長した姿が、「焼け跡に育つ根性ダイコン」として県内メディアにも取りあげられた。

あれから2カ月、さらにダイコンは成長を続け、今では地面から約90センチの高さまで茎を伸ばして成長。茎のてっぺんにたくさんのつぼみをつけ、10日には白い花を開き始めた。アブラナ科のダイコンは、菜の花に似た花で、直径は約1.5センチ、花びらが4枚。

順調なら5月ころにさやのような果実が実り、種ができるはず。近所の商店街の人は、種を今井邸に植えてもらって「丸井今井邸ブランドダイコン」でも作ろうかと冗談を言いながら、ダイコンの頑張りを目を細めて見守っている。