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三条市でのダイオキシン類検出で民生常任委員会協議会を緊急召集、検査結果の公表の遅れを市が陳謝 (2007.4.25)
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三条市道心坂の一般廃棄物最終処分場地下水から最大で国の定める基準値の4.2倍のダイオキシン類が検出されたことから24日、三条市議会民生常任委員会協議会が緊急召集され、前日23日に市が公表した調査結果や今後の対応などを報告した。
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25日開かれた三条市議会民生常任委員会協議会
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民生常任委員会の熊倉均委員長はじめ9人が出席。市民部生活環境課がダイオキシン類の調査結果や同処分場の構造、観測井戸の構造、今後の対応などを説明。委員からは人体への影響や処分場の構造、判明していない原因について地震などの地殻変動や不法投棄は考えられるのかなど、質問や意見が相次いだ。
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基準値の4.2倍のダイオキシン類が検出された三条至道新座かの市道下の旧観測井戸
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人体への影響の質問に市担当者は、「直接、飲用しなければ影響はない」としたが、平成18年10月の検査で基準値を超えるダイオキシン類が検出されたと報告。これに対し、委員は半年余りたっての公表は遅すぎると指摘した。
市は1兆分の1単位の検査で、水質検査のマニュアルに基づく再検査に時間を要したと釈明したものの、「すぐに公表するべきだったと深く反省している」と陳謝した。
今後の対応は、五十嵐川の下流部の2地点と周辺の井戸の水質検査を行い、原因調査は、侵出水源水と観測井戸水比較調査や原因調査業務委託を行い、結果がわかりしだい公表するなどと説明した。
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