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23、24日と燕市で捧武写真集出版記念写真展「大倉修吾を撮る」 (2007.11.23)
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新潟県写真芸術協会の初代会長、燕市の写真作家、捧武(ささげ・たけし)さん(74)=中央通4=の6作目となる写真集『大倉修吾を撮る』(2,500円)を自費出版するのを記念した写真展が23、24の2日間、燕市文化センターで開かれる。
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23、24の2日間、燕市総合文化センターで開かれる捧武写真集出版記念写真展「大倉修吾を撮る」を前に22日行われた展示作業
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捧さんは平成5年に処女作『田園の微笑』でアマチュア写真家の最高峰、第2回林忠彦賞を受賞。以来、写真集の自費出版を重ね、今回で6作目となる。
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2004年の捧さんと大倉さんのツーショット
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旧西川町の代官祭り
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大倉さんの自宅に庭で
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20×21センチのサイズで133ページに123点のモノクロ写真を収録し、写真展初日の23日が発行日。ことし3月まで36年間、BSNラジオの長寿番組『ミュージックポスト』のパーソナリティーを務めた大倉修吾さんを撮影した作品を集めた。
捧さんの大倉さんとの付き合いは、『田園の微笑』の売り上げの一部をBSN愛の募金に寄付したのが始まり。大倉さんが参加したイベントから『ミュージックポスト』のファイナルまで、大倉さんをレンズで追い、撮りためたフィルムをあらためて広げて、写真集にまとめた。
出版に向けたプレイベントとして20日に捧武写真集出版記念事業実行委員会が燕市文化会館で大倉修吾文化講演会が開いた。写真展も同実行委員会が主催。全紙サイズの50点を展示し、2点以外はモノクロ写真で、捧さんが現像、写真展に向けて自宅の暗室で印画紙に焼いた。
写真集に収録した作品とは別のカットの写真も多い。また、会場入り口には、2004年に燕市を訪れた大倉さんと捧さんのツーショットのカラー写真も展示する。
写真展開催前日の22日は、夕方から捧さんが会長を務める地元の写真愛好会「PHOTO 風音(かのん)」のメンバーや写真仲間など10人余りが展示作業を手伝った。
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展示作業を行う捧さん
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捧さんは作品を運んだり、名札を張ったりと先頭に立って体を動かし、「心配なのは天気。大倉さんのファンの人も見に来てもらいたいね」と話していた。
2日間とも午前9時から午後6時まで、入場無料。写真集は有償頒布し、購入者には写真集収録写真を図柄にした3枚セットのポストカードをプレゼントする。
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