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クマの異常出没がピークを過ぎたと判断し、三条市は設置から21日目でツキノワグマ被害防止対策本部を解散 (2010.11.12)
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ここ数日、三条市内でのクマ出没情報がぱったり減ったことから三条市は14日、ツキノワグマ被害防止対策本部と現地対策本部を解散した。
この秋のクマの異常出没を受けて三条市は10月25日、下田サービスセンターに初めて対策本部を設置。それから21日目で解散となった。今後は経済部農林課農政係(電話:0256-34-5511・第2庁舎2階、内線221)、下田サービスセンター総務グループ(電話:0256-46-2511・下田庁舎1階)で出没情報の連絡を受けるなど対応する。
経済部農林課では、ここ数日、出没情報が少なかったのは、天気が悪くて農作業に出る人が少なかったこともあるが、すでにピークは過ぎたと見ている。しかし、危険がなくなったわけではなく、冬眠に入る前に暴れたり、食べ物を求めて民家のごみ箱をあさったりすることもあると言われる。
行政防災無線による広報は15日朝まで行い、依然として下田地区3カ所、栄地区1カ所には箱わなを仕掛けている。対策本部の解散は安全宣言とイコールではなく、引き続きクマに注意、警戒するよう市民に呼びかけている。
また、クマの出没情報を受けて11月2日から行っている大崎山公園の全域立ち入り禁止とグリーンスポーツセンターの臨時閉鎖は継続する。グリーンスポーツセンターでは9日に職員がキャンプ場付近にいる子グマを目撃している。
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