29日から11月2日まで三条市体育文化センターで開かれている第7回三条市美術展の表彰式が、初日の29日午後4時から三条ロイヤルホテルで開かれ、過去最多の応募作品370点から選ばれた6部門から各1人の市展賞をはじめ、各賞の受賞者に賞状が贈られた。
ことしの市展には日本画、洋画、彫刻、工芸、書道、写真の6部門に、これまで最も多い370点の応募があり、各部門1人の最高賞の市展賞1点ずつとそれに次ぐ名誉市民賞と優秀賞、6部門合わせて奨励賞21点、新潟日報美術振興賞5点、さらに新設した高校生対象のホープ賞5点の入賞を決めた。
三条市美術展会長の国定市長はあいさつで、開場式の午前9時からの三条高校書道部の書道パフォーマンスに始まり、2時間近くかけて作品を鑑賞したと話し、「素人ながらではありますが、素晴らしい作品の数々、まさに芸術の秋にふさわしい。そうしたなかで受賞された皆様に心から敬意を表したい」と栄誉をたたえた。
表彰では、市展賞の日本画の松平ミサさん(66)=月岡1=、洋画の山崎優子さん(56)=曲渕1=、彫刻の堀川勝さん(71)=本町4=、工芸の須佐真さん(36)=本町4、書道の檜川銕研さん(36)=東裏館=、写真の関根正明さん(50)=東新保=。各賞の受賞者に表彰状と副賞などを国定勇人市長から手渡した。