三条警察署(桜井秀昭署長)は25日、老朽化などから昭栄大橋たもとの商業施設「パルム1」跡地に移転新築した神明町交番の開所式を行った。
午前10時半から三条署で行い、桜井署長、矢部新潟県警察本部地域部長、同交番勤務員など警察関係者と来賓など合わせて30人余りが出席。感謝状贈呈、交番員紹介などを行った。
桜井署長は式辞で、地権者の第四銀行からの建設用地の提供をはじめ、関係する行政、地域住民などの支援により新築移転が実現したと感謝。「新生神明町交番は、これまでにも増して機能が充実し、皆さまの期待に応える活動が展開できるものと確信している」と述べ、神明町交番勤務員に対して「地域住民の皆さまに対して、安全安心を感じて頂ける拠点として、日々の活動を推進するようお願いします」と求めた。
感謝状贈呈は、1962年(昭和37)に神明宮境内に建設された「神明町巡査派出所」時代から54年余りに渡り、境内を提供した神明宮に感謝状を贈呈。桜井署長が感謝状を読み上げて、三上行雄宮司に手渡した。
開所式のあと、新しくなった神明町交番に移動して内覧会を行った。