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故金子六郎氏の遺族と三条信用金庫が三条市に200万円寄付(2001.10.24)

8月28日に82歳で死去した三条の政財界の重鎮、故金子六郎氏の遺族と三条市旭町2、三条信用金庫(杉野良介理事長)は24日、三条市の教育と福祉に役立ててほしいと香典返しの一部、200万円を三条市に寄付した。

故金子六郎氏の遺族と三条信用金庫からの寄付を高橋一夫三条市長に手渡す金子俊郎三条信用金庫常務理事

高橋市長に寄付を託す金子常務理事

金子六郎氏の長男の金子俊郎常務理事と杉野理事長が午前9時に市役所を訪れ、高橋一夫三条市長に200万円を手渡した。200万円は教育と福祉に100万円ずつ充ててもらう。

金子氏は三条市長、三条信用金庫理事長を務め、昭和の三条の政財界の重鎮。9月28日行われた三条信用金庫・金子家合同葬の弔問客は約1,000人にのぼった。

「父が亡くなってあっという間に50日もたってしまいました。本葬まで、ばたばたしていましたが、ようやく落ち着いてきました」と近況を語る金子常務理事。

高橋一夫市長が「私はちょうどお父様が市長のときは東京にいて、三八(さんぱち)豪雪がわからないんですよ。帰ってきてから新潟地震がありました」と当時を振り返ると、金子常務理も「あの頃、父は災害になると出かけていきました。子ども心に覚えています」と話していた。

金子六郎氏は、昭和47年から社会福祉法人恩賜財団済生会支部新潟県済生会で副会長、理事、評議員を務めており、午前11時から三条市大野畑、済生会三条病院にも訪れ、市と同額の200万円を寄付した。

【関連リンク】

故金子六郎さんの三条信用金庫・金子家合同葬に900人参列(2001.9.28)

三八豪雪の8ミリ映画に残る43歳の故金子六郎氏をムービーで(2001.9.26)



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