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17日まで三条市丸井今井邸で遠藤ケイ作品展(2003.8.15)
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三条市丸井今井邸では、盆休みにあわせて14日から17日までの4日間、同所で「遠藤ケイ作品展」を開き、三条市出身で下田村の古民家を工房にするイラストレーター遠藤ケイさん(59)の作品70点を展示している。
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17日まで三条市丸井今井邸で開かれている遠藤ケイ作品展
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1階にグレートーンの鍛冶職人シリーズ、2階には鮮やかな色彩で自然の中の動植物や生活などを描いた作品と分けて展示。手描きのタッチが温かい生き生きしたイラストに説明などを書き加えた遠藤さんのスタイルだ。
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遠藤ケイさん
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鍛冶職人シリーズでは、10数年前から数年間、雑誌『ナイフマガジン』に連載した全国の鍛冶職人の刃物づくりを紹介した原画をはじめ、遠藤さんが自作したナイフやデコイ、遠藤さんの著書なども展示する。
原画には兵庫や島根など全国各地の鍛冶職人が登場し、三条市では鉈(なた)職人の故稲本登さんと栄町在住の岩崎重義さんを描いている。
自然の動植物や生活を描いた作品は、著書『裏の山にいます』の掲載作品。「川原のとがった石を卸金に野生のワサビを卸し、天然の岩魚を刺身で食べる」と書かれたアウトドアの生活でしか味わえないぜいたくなイラストもある。
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三条の鉈職人、故稲本登さんを描いた作品
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初日は、市内外の30歳代から50歳代くらいの夫婦、家族連れなどを中心にした来場者でにぎわった。三条市の年配の女性は鍛冶のイラストを見て「ふいごが懐かしい。子どものころは家にあった」と感激。見附市の小学生の男の子は、くしにカタツムリを刺して焼いているイラストに「え〜、カタツムリって食べるの?」と驚き、イモリやクモなどを描いた作品に「おもしろい、おもしろい」と目を輝かせていた。
毎日午前10時から午後7時まで、入場は無料。最終日の17日は午前11時と午後2時からの2回、遠藤さんがアウトドアライフなどについて話すトークライブを開く。参加無料。
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