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16日の分水・桜まつりを前に燕地区でも初めて前夜祭のミニおいらん道中(2006.4.16)
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燕市分水地区観光協会(田中公一会長)は、16日の第65回桜まつりの前日15日、地元分水地区と燕地区の市内2カ所で前夜祭を行い、それぞれの会場で一足早く総勢25人のミニおいらん道中を披露し、桜まつりのムードを盛り上げた。
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初めて燕地区の商店街で行われた桜まつり前夜祭のミニおいらん道中
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分水桜並木をおいらんが歩く「おいらん道中」をメーンに毎年、旧分水町で行われてきた桜まつり。全国に知られる名物行事で、ことしは合併で燕市となって初めての桜まつりになる。
前夜祭は7年前から旧分水町で行ってきたが、ことしは合併を記念し、分水地区に加えて初めて燕地区でも行った。
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緋毛氈の上でおいらん独特の外八文字の歩き方を披露
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燕地区では、宮町商店街のアーケード入り口から秋葉町交差点までを車両通行止めにし、午後3時過ぎからオープニング、飛燕太鼓ライブカーパレード、よさこいソーラン総踊りなどを行ったあと、ミニおいらん道中がスタートした。
おいらん役は、公募で選ばれた5人のうち「夜桜太夫」の杣木由佳さん=燕市国上=。付き人役の子どもたちと25人の行列つくり、竹筒に挿したサクラやツバキ、紅白幕で飾った商店街通りを40分ほどかけて歩いた。
道中、3カ所に長さ30mの緋毛氈(ひもうせん)を敷き、その上でおいらん独特の歩き方、外八文字を披露。3重4重にもなった観客は、カメラやビデオカメラ、カメラ付き携帯電話で撮影し、あちこちから「きれいらね〜」、「近所で見られていかった〜」と歓迎の拍手を送っていた。
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おいらんに見とれ、歩き方を食い入るように見る観客
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本番の16日は、午後0時半から分水桜並木、午後3時から地蔵堂本町通りで信濃、桜、分水の3太夫が総勢70人の付き人をしたがえて花絵巻を繰り広げる。
雨が降ったら午後1時から分水総合体育館で行う。予報では天気は下り坂だが、過去64回で雨で会場を変更したのは2回だけ。肝心のサクラも満開にはかなり早いが、遠方から訪れる観光客のためにも、関係者は桜並木での行列を願っている。
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