燕市燕地区の12のボランティア団体でつくる燕地区ボランティア連絡協議会(竹野千恵子会長)は22日、4日に燕市老人福祉センターで開いた第16回歳末たすけあいチャリティーバザーの売り上げから26万円余りを燕市社会福祉協議会(青柳芳郎会長)を通じて歳末たすけあい募金に寄付した。
老人福祉センターで燕地区ボランティア連絡協議会の竹野会長から燕市社会福祉協議会の青柳会長に26万4,288円を包んだのし袋を手渡した。
燕地区ボランティア連絡協議会は毎年、地元企業の主に製造業者から取り扱い製品の寄付を受け、チャリティーバザーを開いてそれらを販売し、収益から経費を差し引いて歳末たすけあい募金に寄付している。
16回目となったことしも40を超す企業が製品を寄付してくれ、開場前から訪れる人もあり、約500人が来場、めぼしいものはほとんど売れた。売り上げは40万2,050円で昨年より6%余り少なかったが、寄付額では昨年の24万4,022円を8.3%、2万円余り上回り、これで第1回からの寄付を累計する403万8,052円と400万円を超えた。
竹野会長は「(売り上げが)40万円にもなれば御の字ですて」と寄付しくれた企業、買ってくれた市民、準備を含めて販売に当たった燕地区ボランティア連絡協議会の会員に感謝した。
青柳会長は、自身が会長に就く燕市・青芳製作所で第1回のときから進んで製品の寄付に協力し、いわばこの事業の牽引役となった。販売価格は10円からとあって、青柳会長は「この金額にしようって大変なことなんだよね」と燕地区ボランティア連絡協議会の労をねぎらうとともに、たくさんの製品を企業から寄付してもらえるのは、「燕がものづくりの町だからできること」と地元企業を気質を誇らしく話していた。