桜井甚一県議のあと、細田氏が演説。ひと月以上を燕市で過ごしたが、18年間、経済産業省に勤務し、主として中小企業に心を砕いてきた。燕三条は世界に冠たるものづくりの企業がたくさんあるが、「その燕三条の企業が危なくなってる、危機に瀕している、日本から出ていこうとしている」と危機感を訴えた。
円高、環境エネルギー政策、雇用規制など、「今の政権が日本の企業をいじめて日本から企業を、あるいは工場をどんどん出て行けと、出ていって構わないよという政策をとっている」のが理由とした。
このままで日本人の働き場所が日本になくなり、自民党が政権をとれば設備減税などをやり、日本の企業を強くし、日本に残る政策をとらなければいけない。この盆休みを楽しく過ごせたのも「雇用があるからです。皆さんが働いてお金を得る場がこの燕三条にあるから」で、全力を尽くすと約束した。
(続く)