菊田真紀子氏の総決起大会に前原民主党元代表、退路を断って政治生命をかけて5期目に挑む (2014.12.1)

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前原氏はあいさつを終わると一足早く退席し、菊田氏が決意表明を行った。菊田氏は国定氏の応援に感謝し、「この恩を返すのはわたしが4期11年の経験を生かし、三条市のために新潟4区のために再び国会でバリバリ仕事をし、成果をあげることだとあらためて決意させていただいた」。

 菊田氏の決意表明
菊田氏の決意表明

前回衆院選では、わずか34票差で比例復活で生き延びた。2年間で初心に返った。じっくりと自民党政権を見たが、これだけ米価が下がっているときに選挙をやっている場合ではない。さまざまな課題に対応しなければならないのに自ら政治空白をつくている。

選挙に681億円以上の税金が使われる。三条市の1年間の一般会計の予算は500億円。「それ以上の国費を使って今、この時期に選挙をやる大義はまったくない」と断じた。

場内に入る菊田氏
場内に入る菊田氏

11月くらいから「安倍首相のようすがおかしいと女の勘で気付いていた」。総理大臣が野次るようすを初めて見た。安倍首相が抜擢した5人の女性大臣のうち2人がうちわと政治と金の問題で辞任に追い込まれた。国民はそろそろアベノミクスがおかしいと気付き始めた。副作用はあるのに成果が見えない。現実に数字がかなり悪く、今、選挙をやらなければ支持率が下がるかもしれない。今なら野党がばらばらで自民党が勝てる、これまで2年間、政権運営をやってきてさらに4年の長期政権を目指せるというところだろうが、「国民をばかにするなとわたしは申し上げたい」。

「安倍首相が言っていることより言わないこと、マニフェストに書いてあることより書いないことに危険が潜んでいる」とし、大企業の法人税減税を実施し、それで税収が減る3億円を中小企業課税で補てんする。集団的自衛権には何も言わず、マニフェストにも書かれていないが衆院選後は当然、やっていく。

国定氏を横に決意表明する菊田氏
国定氏を横に決意表明する菊田氏

拉致問題を解決するといったのに全然、報道されない。無理矢理、家族会を派遣したが、何の情報もなく、進展もなく、何も解決しない。「いろんな大事なことを隠してこの勢いで選挙に勝って長期政権を目指そうというのが、自民党の安倍総理の考え方」。

自民党が変わったとは思うのは党内での議論の手続きがいっさいなくなったこと。変わらないのは、大企業優先、政治献金の復活、互いにぬるま湯の利権の政治をやっていること。2年前の解散で約束した議員定数の削減も実行されない。1年生議員にも戦ってほしい。「わたしは憎まれてもたたかれても、新潟4区のために声なき声の代弁者として戦わなければならない」。

「わたしは比例の復活当選ということはあり得ない。退路を断って政治生命をかけてこの5期目の選挙に挑む」。「必ず勝ち抜き、必ず国会に戻って再び三条市はじめ新潟4区、ふるさと新潟県、そして国家国民の幸せの繁栄、世界の平和のために全身全霊、働かせていただきたことを心から願い、そしてお誓い申し上げ、決意表明とする」と締めくくり、最後に「勝つぞ!」を三唱した。

(了)

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