■弥久保会長
最後にどうしても皆さまに訴えたいことがある。一生懸命、汗を流した人がいたことを私たちは決して忘れてはいけない。
会場にいる元下田村議会議長の高野賢司先生は当時、下田の議員団を連れて只見町の議員団と交流を始め、地道な努力を毎年、重ねて只見と下田を行ったり来たりしながら八十里越の道路を通そうと努力を続けてきた。
八十里越地点開発促進期成同盟会の初代会長の田中角栄、会津側の渡部恒三は同じ田中派で建設族の牙城と言われた田中の親父と子分という関係。こういった政治家にも恵まれ、あと3年弱で車の通れる道が実現しようとしている。私たちは決してこうした先人たちの努力を忘れてはいけない。
最後に西潟為蔵会から提案したいのは、井戸を掘った人の功績を語り継ぐということで、この289号の八十里越の県境から新潟側を「八十里越ためぞう街道」、福島側を「八十里越やすさぶろう街道」と命名してほしい。
国道252号は「六十里越雪割り街道」というネーミングある。こういった先人たちの名前を引き継いでいくのが現在の私たちの役目だと思う。私は昨年、下田と只見の商工会の交流会でこれを提案し、満場一致で承認を得た。
■鈴木燕市長
国道289号は「つば九郎」。燕市としてもこれから298号を使った地域の活性化にしっかり取り組む
■藤田加茂市長
非常に具体的な提言がたくさんされ、かなり大きな一歩を踏み出すきっかけになると実感した。体的に動き出すと感じており、そのなかで加茂市として、また地球と一緒に盛り上げてできることやっていきたい。
■滝沢三条市長
三条市も責任をもって開通に向けて進めていくが、市民や地域の皆さまのいろんな考え、アイデアも実現させていきたい。引き続きいろんな提言をし、一緒に実行していきたい。