衆院選新潟四区で4期目を目指す民主党第四区総支部長、菊田真紀子氏(43)の総決起集会が27日午後7時から三条市体育文化センターで開かれ、前原誠司国家戦略担当大臣を迎え支持者約500人が出席して必勝を誓った。
選対本部長の内山五郎県議はあいさつで、これまでの選挙戦を振り返った。1期目は現職の農林水産副大臣に勝ち、2期目は郵政選挙で、生みの親とも言える渡辺秀央氏が離党、3期目は政権交代で順風の選挙だったが渡辺俊之秘書が病に倒れた。そして今回は大変な逆風、三条市長選での国定勇人市長支持への反発もあり、本当に苦しい選挙戦になるとした。
「総決起大会を契機にいたしまして、短期間の選挙になりますけど、皆さまの最後までのご支援とご協力を切に切に」と求めた。
続いてあいさつに立った国定市長は、菊田氏はもちろん、前原氏も菊田氏のイメージカラーの黄色のネクタイをつけているなか、自身のネクタイは黄色ではないことについて、「わたし自身の2年前の選挙のときの勝ち戦のときにずっと締めていた」に会場は拍手でわいた。
まず「わたしは民主党を応援しているわけではありません」、すべての三条市民の生命と財産を守る立場から「党派に偏るべきではない」ときっぱり。そして自身が代表世話人を務める「地方を守る会」が反対する国の出先機関改革法案を解散前夜に野田内閣が「強硬手段をもって閣議決定したことは何としても許せない!」と語気を強めた。
「民主党そのものを応援しているわけではありません。でも、わたしは菊田先生を応援しています」、菊田氏に「もう一度バッジを付けさせていただかなければならない」とし、その理由は「三条市のためになるから」で、誰に投票すれば「自分のためになるか、究極の身勝手なものの判断価値」で一票を投じていいと思うとし、「大いなる打算をもって考え抜いた結果、これはもう菊田先生以外はあり得ないという結論に至っている」。