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燕三条青年会議所主催「三条市の未来を考える公開討論会」の全文(1) (2010.10.24)
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21日に行われた燕三条青年会議所(梨本次郎理事長)主催「三条市の未来を考える公開討論会」で、31日の三条市長選挙に立候補を表明している国定勇人氏(38)と山井伸泰氏(63)のパネリスト2人による討論の全文を掲載する。
討論会で両氏は、5つのテーマで三条市政に対する現状認識や将来像、施策などについて語り、文字に起こすと約2万9,000字にのぼる。
両氏の考えを知るに極めて有効な内容だったが、残念なのは来場者が300人足らずと少なかったこと。燕三条エフエム放送「ラヂオは〜と」は翌22、23日と会場で収録した音源を放送し、主催者の燕三条JCは全編を収録した動画をYouTubeにアップロードし、公式サイトに埋め込んでおり、ケンオー・ドットコムでは文字に起こして掲載する。
全文は初めの「自己紹介と立候補した理由」に続いて「医療・福祉について」、「子育て支援について(〜6歳就学)」、「産業振興政策について」、「教育(6歳〜大学教育まで)」、「行財政改革・行政サービス」の5つのテーマ別、そして締めくくりの「最後のメッセージ」と7ページに分割した。また、PDF版も用意した。全文は次の通り
自己紹介と立候補した理由
皆さん今晩は。わたくし、あの山井伸泰と申します。くじ引きでわたくしがいちばんを引きまして、最初にあの話す形になりました。自己紹介ということでございますので、まず生年月日から。
昭和22年の生まれでございまして、63歳。菅総理と同じ年代で、人からは全共闘の世代だねと、こう冷やかされております。国会議員の秘書をやりまして、それからこの町の市会議員3期12年をやらしていただきました。その後はわたしの友人たちと小さな会社をやっておりまして、現在のその会社も続いておりますけれども、去年あたりから介護施設の取締役という格好で、介護施設ってデイサービスとショートステイの施設ですが、そこの役員を。
それからいわゆるあの居宅介護のサービスセンターの管理者も今、引き受けておるところでございます。そんな形でこの町で生活をさせていただいております。自己紹介はそのていどになりますか。そういうことで自己紹介に代えさせていただきます。
あらためまして皆さん今晩は。今、三条市長をしております国定と申します。よろしくお願いしたいと思います。わたしはプロフィールもさることながら、これまで4年間、皆さま方にさまざまなご理解なり、ご協力をいただくなかで、三条市政の運営に当たってきたところでございます。この4年間のなかで非常に感じますことは、もともと4年前、三条市長の立候補を志したときから変わっておりませんけれども、三条のまちのすごみと言いますか、すばらしさ、これが本当にすごいものなんだなあということをずーっと感じ続けた4年間でありました。
わたしたちの町がどんな町なのかということを言うときに、良く引き合いに出される言葉が、ものづくりの町三条、あるいは金物の町三条というふうに言われることが非常に多いわけですけれども、三条の魅力はわたしはそれだけではないと思っております。
輸出をすることもできなければ、輸入をすることもできない豊かな自然環境に恵まれ、そしてその豊かな自然環境によって育まれた非常に質の高い農産物の生産地でもあります。
この4年間、こうした産業、自然環境、そして農業基盤、また、ありとあらゆる行政課題に立ち向かってきたつもりでございますけれども、残念ながらこの4年間ではまだまだ解決しきれない課題が多くございます。これから後の5つの大きなテーマについて、具体的にお話しをさせていただきたいと思っておりますが、4年間ではまだまだ種しかまけなかったというのが実態であろうと思っております。
これから先の4年間、これまでの実績を含めて、さらに発展させていく、それを具体の一つひとつの行動としてお示しをしていきたい、そんな思いで立候補を決意をさせていただいたところであります。
これから各テーマにわたりまして、ひとつずつお話をさせていただきたいと思っておりますので、出だしにつきましてはこのていどで代えさせていただきたいと思います。本日はよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
医療・福祉について→
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