【衆院新潟4区 合同・個人演説会 全文】9/9 [最後に両候補者から一言] (2017.10.19)

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■最後に両候補者から一言

金子恵美氏はい、きょうは皆さまありがとうございました。

あの今、菊田候補から言われた通り私は今、1歳8カ月の息子を育てています。ですから、やはり母親の目線、家庭の目線、しっかりとそういう目線をもってこれからも子どもたちが未来に向かって希望のもてる、そして夢のもてる社会にしていく、安心・安全で暮らせる社会にしていく、それも当然、目指していかなければならないと思っています。

今回、私が選挙でキャッチコピーとして申し上げているのが、日本に生まれた子どもたちに夢を。日本で働く若者に希望を。日本を支える現役世代にやりがいを。そして日本をこれまで守り育ててくださった高齢者の方々には安心を。全世代に向けてそれぞれのそれぞれの思いやそれぞれの希望がしっかりとかなう社会、そして新潟県にしていくために頑張っていきたいと思っています。

新潟4区の未来をかけた今回の選挙であります。候補者自身が当選するかどうか、自分のために選挙をするのではなく、新潟4区をどうやって良くするのか、新潟4区をどの政党が良くするのか、新潟4区を誰が良くするのか、そこを皆さまには情に流されることなく、お選びいただくのが選挙であると思います。

先ほど実績を言うのは好きではない。こうおっしゃっておられました。私も同様です。これまで自分の実績とか自分がやってきたことをことさら言うことはありませんでした。ただ、選挙というのは、逆に選挙の時以外に自分の実績をいつ、皆さんに問うんでしょうか。

過去の実績を皆さんにお示しをして現在の選挙の戦い、そして未来への政策、ビジョンを語ってどちらが新潟県第4選挙区に今後も必要なのか、今後も役に立つのか。国として国とのパイプとして仕事ができるのかという観点で選ぶのが選挙ではないでしょうか。

その意味で私は皆さんに判断していただきたいという、どちらがそれぞれ国会議員としてやってきたのか、何をこの地域に還元したのか。そのことを皆さまからご判断いただくために今回、あえて実績を前に出したわけであります。実績評価選挙というふうに思うのは、それゆえであります。

別に自慢をしたいとか、生意気にもそんなことを言うことは本来はしたくありませんけれども、そこでしか皆さんから判断していただく方策、方法がないんじゃないかなと考え抜いた挙句、私は出しただけであります。

選挙は皆さまからこの地域に誰が必要なのか、今後も国政送り出して恥ずかしくないのかということをご判断いただく機会でありますので、繰り返します。情に流されることなくしっかりとこの地域、第4選挙区の未来をかけて誰が必要なのかをお選びいただく選挙となることを心から願いまして、きょうの個人演説会、合同演説会の私のお話を終わらせていただきたいと思います。

きょうはスタッフの皆さん、JCの皆さん、大変お疲れさまでございました。また、きょうはこんな時間遅くまでですね、お疲れのところお運びいただいた皆さまにも心から感謝申し上げます。この県央地域が良識があるということをどうか、そしてこの県央地域は賢明なるご判断もいただけるということをどうか、どうか皆さまから証明していただきたいと思います。本日はありがとうございました。

まず、あの、私、無所属候補ですので、今回初めてですね、政党から出ないということがこんなにも衆議院選挙において不利なんだということを初めて知りました。参議院選挙はそうでもないんですけれども。

例えば自分の考えを述べることのできる政見放送はできません。それから大きな政党のポスター1,000枚、張ることもできません。さらには皆さんのお手元に届くはがきや政策ビラの数も政党の公認で出られる方の半分ということでありますので、本当に苦しい選挙であります。

しかし私は今回、退路を断ってあらためて思ったことがあります。政党があって政治家があるのではない。この政治家というのは、本当におひとりおひとり、有権者の皆さん、そして有権者でない子どもたちのまなざし、思いによってつくられているということ。ですから私は今回の選挙、さまざまなハンディがあるけれども、しかし退路を断って政治生命をかけて戦わせていただいております。

ぜひ皆さまに今、この時だけでなく未来につながる、先ほどから私がいちばん訴えさせていただいております原発のない社会をつくる、柏崎刈羽原発の再稼働止める、これはこの選挙がラストチャンスだと思います。ここで自民党を勝たせたら間違いなく原発が動き出します。トイレのないマンションと同じように放射能の最終処分地さけ決まっていない。

こういう政策を進めていくことに私は今、ひとりの人間として責任をもてません。自分が責任をもてない政策はできません。ぜひ今の目の前のことだけでなく、経済優先という考え方だけでなく、子どもたちの未来につながる尊い一票を託していただきたいというふうに思っております。このような機会をいただきまして私の考えを述べさせていただいたことに心から感謝を申し上げたいと思います。きょうは本当にありがとうございました。

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